永久抹消の手続き

永久抹消(廃車)の手続き

不用になった自動車は廃車にしますが、これは自動車を単純に廃棄するという意味ではなく、自動車のナンバープレートを運輸支局に返して、登録を抹消する行為のことをいいます。

また、登録の抹消には、永久抹消登録と一時抹消登録と2種類あります。永久抹消登録というのは、永久にその自動車を使うことはしなくなることを意味しています。つまり、自動車を解体してしまうことを基本的に指しています。

解体された自動車はパーツに分けられ、リサイクルされる部分と産業廃棄物として廃棄される部分とに分けられます。自動車のリサイクル率は約80%で、2015年までに95%にまでさらに引き上げられる予定ですので、廃車にされても、まだまだ利用価値があるということですね。

一時抹消登録とは、一時的に登録を抹消することで、再び登録をして乗ることを前提にしています。具体的には、中古車として売買する場合に、車検切れの車などにはこの一時抹消登録の手続きが行われることが多いです。どちらの手続きも、専門業者に依頼すると楽ですが、現住所を管轄している運輸支局にて自分で行うこともできます。

廃車の基本的な流れは、まず自動車リサイクル法の許可業者や登録業者を調べることから始まります。そこで、廃車予定の自動車のナンバープレートを外して、解体依頼を行います。注意点としては、自動車リサイクル法の許可がない解体業者もあることです。後から問題になることのないように、きちんと許可を受けている業者に依頼することが大切です。

廃車に必要な書類に関しては通常は業者が行ってくれますが、陸運局にいけば、自分で書類を準備することもできます。また、自賠責保険料や任意保険の還付申請や自動車重量税などの還付手続きを行うと、後から還付金が戻ってきます。自賠責保険や任意保険は、1か月以上の有効期間が残っていれば、その期間の保険料が還付されます。

自動車重量税は納付された自動車重量税額 × 車検残存期間÷ 車検有効期間の計算で還付されます。自動車重量税は還付申請を行なわないと還付されませんので注意しましょう。これに対して、自動車税は末梢登録された時点で、自動還付されるので、手続きの必要はありません。翌年の3月までの残りの月数分が還付されます。

廃車は中古車の買取に比べると、やや手続きは面倒な印象があるかもしれませんが、廃車を買い取ってくれる専門業者も多数ありますので、そのような買取業者に依頼すると楽でしょう。